「ニノさん」に出てたスタッフ野本さんが気になるという話

「ニノさん」という番組が好きでよく見ている。

 

先日、いつもの日曜日の放送ではなく、「ニノさんとあそぼ」と題して特番が放送された。

放送前から、内容の予告を見て楽しみにしていた。

特に予告の中で、スタッフさんがハリーポッターの組み分け帽子を被せられて、ガンバレルーヤまひるさんとハリーポッターのシーンを再現しているところが気になっていた。

 

そう、このスタッフさんこそ野本さんである。

 

私の記憶が正しければ、以前「ニノさん」でラーメンやマリンスポーツを紹介する際にもテレビに出演されていたような気がする。

最初拝見した時は、ものすごく細い人という印象だった。

 

その印象は変わらず、「ニノさんとあそぼ」で拝見した時も細い人だなぁと思った。

だが今回は加えて、肌がめちゃくちゃ綺麗だなぁとも思った。

色も真っ白。本当に真っ白。

 

「ニノさん」出演者にいじられても無表情でいることが多い野本さん。

そんな彼が、二宮さんの指示で、陣内さんに「陣内さん、これ欲しいです」とトートバッグを差し出した。陣内さんが「買ったるわ」と答えた時、野本さんが笑っていた。

無表情のイメージがあったので、その笑顔に少しびっくりした。

 

予告にもあった組み分け帽子の再現シーンでも、まひるさんのセリフに合わせて、野本さんも口を動かす場面があったり、最後の「グリフィンドール!」のところで少し笑顔だったりと、今回は野本さんの色々な表情が見れた気がする。

 

何で野本さんのことが気になるのかはわからない。

わからないけど、何であれ、極端な人は印象に残りやすいのかなと思った。

野本さんは本当に体が細いし、本当に色が真っ白。

 

見た目がきっかけで気になりだしたわけだけども、中身も気になる。どういった方なんだろう。

今回の特番で野本さんの色んな表情が見れたように、これからもたまにテレビに出演されて、人となりがわかる機会があればいいなぁ。

 

スタッフ野本さんが気になるという話。

スマホのキャリア変更で焦ったという話

先日、UQから楽天モバイルに乗り換えた。

機種自体は買い替えず、電話番号も引き継ぐ形での乗り換えだった。

 

こういうデジタル系(?)に疎い私は、ネットで【UQ 楽天モバイル 乗り換え方】と検索してやり方を確認した。

色々な人が丁寧にやり方を指南してくれているので、その通りに行動していく。

 

機種を買い替えない場合は、乗り換えの際に準備することが3つある。

1.使ってる機種が楽天モバイル対応か確認する。

2.SIMロック解除をする。

3.MNP予約番号を取得する。

 

さっそく楽天モバイルのホームページにて、自分の機種が楽天モバイルで使えるか確認してみる。

すると、「この製品は一部の機能がご利用いただけますが、楽天モバイルで販売中の製品のご購入をおすすめします。」と出てきた。

ああなんだ使えないんだ……と最初は思ったが、よくよく調べてみると5Gが使えないだけで、4Gは使えるので日常使いでは問題ないとのこと。

つまり楽天モバイルが使える機種ということ。確認1つ目クリア!

 

次にSIMロック解除について。

そもそもSIMロックとは、大手携帯電話会社でスマホを購入し契約すると、契約したところの回線しか利用できないというものらしい。

その制限をなくしましょうというのがSIMロック解除

設定からSIMロック解除状態が確認できると見たため、さっそく確認してみる。

SIMロック状態が「許可」となっている。

そういえば昔、auからUQに乗り換えたから、きっとその時にSIMロック解除もしてたんだろうな~。許可になってるってことは、SIMロック解除済ってことでしょ?

つまり確認2つ目もクリア!→これが後々大変なことになる……

 

MNP予約番号はすごいスムーズだった。

UQに電話かけて音声案内に従って、繋がったオペレーターさんにはい、はいって頷いていれば勝手に発行された。

ちなみに、これは後々知ったことだが、どうやら楽天モバイルにはMNPワンストップというサービスがあるらしく、そのサービスの対象携帯電話会社を今使っているなら、MNP予約番号の発行は必要なかったらしい。

UQは対象携帯電話会社だったため、本当ならMNP予約番号を発行する必要がなかったみたい。

2023年5月から始まった割と新しいサービスだ。最初に楽天モバイルのホームページも確認しとけば良かった……。

 

さぁ、準備もできたし、さっそく楽天モバイル申し込むぞ~!

申込は画面の指示に従って情報を入れていけばいいだけだったので、すぐ終わった。

後はSIMカードが届くのを待って、開通手続きをするだけだ。

 

そして、運命の日。

全てが順調だったのに、1つのミスでめちゃくちゃに焦って絶望した日……。

 

楽天モバイルからSIMカードが届いて、同封されていたスタートガイドを読みながら乗り換え手続きを進めていった。

慎重派な私は、しっかりガイドを読み込んで、1つ1つ進めていった。

途中SIMピンがない!と焦ることもあったが、ネットの知識で乗り越えた。(シャーペンの先端で代用できた)

携帯の電源を切って、新しいSIMを差し込んで、もう一回電源をつけると……

 

無効なSIMカードです

 

あれ……、Wi-Fi切ってもアンテナが立たない……、ネットも繋がらない……。

なんか無効なSIMカードですってメッセージも出てる。落ち着け……、このガイドにはエラーになった場合の対処法も載ってる。1つ1つ試していくんだ。よし、まずはもう一度SIMカードを挿しなおそう……。

 

内心冷や汗をかきながら、とりあえず対処法を調べて試していく。

それでも改善されない。なんでだ! あれ? やっぱりこの機種、楽天モバイルの対象外だった? いやいや、確認したし……。

 

ネットの記事を読み漁り、解決法がないか調べていく。

楽天モバイルのホームページも確認し、お客様サポートに電話するも繋がるまで時間がかかりそうだったため、チャットに相談してみる。しかし、有益な情報を得られず、だんだんとイライラしてきて、イライラが焦りを生み、ああこのスマホもう使えないかも……と絶望していた。

 

だんだんと暗くなっていく空を見て現実逃避をした後、引き続きネットで情報を探しているうちに、ふと、思った。

もしかしてこれ、SIMロック解除できてないんじゃね……?

自分と似たような悩みの人が、SIMロック解除をしたことでMNP開通できたという記事を見て、そう思った。

原因がわかり、ほっとする。いやちゃんとSIMロック解除できてるか確認したのに……と思わなくもなかったが、とりあえずSIMロック解除すればなんとかなる!

希望の光が見えた気がした。しかし、その光はすぐ消える。

 

SIMロック解除しようとMyauにログインするも、そもそももう楽天モバイルに移行しているため、ログインができない。

ログインする際に確認コードがショートメールで送られてくるのだが、それが届かない。そりゃそうだ。もうこの電話番号はUQではなくて、楽天モバイルになっているのだから。

 

詰んだ……。割とガチで絶望した。

 

お店まで行って、SIMロック解除してもらわないと……。でもどう説明しよう、と途方に暮れていると、知恵袋である回答を見つける。

Myauは新規登録ができる。新規登録をして、SIMロック解除に進んで、製品はその他からIMEI(端末製造番号)を入れれば解除できる……、とそんなことが書かれていた。

藁にも縋る思いでやってみる。

すると、あっさりとSIMロック解除ができた……。

 

そこからは問題なく、MNP開通も完了し、ネットも繋がった。

心の底から「良かったぁぁぁぁぁぁ~~~~~~」と叫んだ。

知恵袋の回答者(私にとっての神様)にも、画面越しに何回もお礼を言った。

 

これはあるあるだと思うが、原因は大したことなくても、問題の渦中にいる人にとっては解決法が見えず、どんどん深みにはまることがある。

後からこうすればいいだけだった!と気づけても、それまではどうしたらいいかわからず、頭を悩まし絶望することがある。

なんかそんなことを経験できた日だったなぁ、と思う。

 

スマホのキャリア変更で焦ったという話。

 

すっぴんが好きという話

すっぴんが好きだ。

というか、昔から肌に何かを塗るのが嫌だった。ベタベタする感じが苦手だったり、落とすのが面倒くさかったり。高校生の頃まではそれで良かった。一部の子を除いて、周りでメイクをしている子なんていなかったから。問題は大学生になってからだ。

 

大学生になったらメイクをするものだ、というのは周囲の状況からなんとなく察した。友人が透明マスカラをつけてみたと教えてくれたりして、マスカラなのに透明ってどういうことなんだろうと思った記憶もある。(ちなみに今でも、いまいち透明マスカラの役割はわからない)とりあえずメイクをしなければと思い、大学入学までの春休みに、母と一緒にコスメカウンターに出向いた。美容部員の綺麗なお姉さんにメイクをするのが初めてと伝え、メイクの基礎を教わりながら、一通りメイクを施してもらった。完成したメイクを見て、「雰囲気変わるね~」とおしゃれが好きな母は喜んでいた。私は自分の顔を鏡で見て、どうにも違和感があった。メイクに慣れていないから仕方ない。その時はそう思った。しかし、帰りの車であることに気づいた。

 

「あれ……。なんかメイク落としたくて仕方ない……」

 

顔に何か塗っているのが嫌すぎて、早くメイクを落としたくて仕方なかった。母は「お父さんが帰ってくるまで待っといたら?せっかくメイクしたんだから見てもらいなよ」と言っていたが、結局父の帰りを待たずしてメイクを落とした。そこで薄々気づいた。ああ私、メイクあんまり好きじゃないんだろうなぁ、と。

 

そうは言っても大学生なんだからメイクしないと。揃えたメイク道具一式で、洗面台を占領してメイクをする。やり方がわからなくても、今はYouTubeがある。美容系YouTuberの動画を見まくった。見様見真似でやってはみるものの、これで正解かはわからない。すっぴんの時となんら変わっていない気がする。とはいえやりすぎるとおかしくなる。私はこんなに悪戦苦闘しているのに、周りの子はとても綺麗にメイクをしている。そもそも高校生まではメイク禁止と言っているくせに、社会に出たら急にメイクしろだなんておかしいじゃないか、と安い恨み節を吐きながら、またYouTubeを見る。しかし、もともとあまり好きではないことは、そう長く続かない。だんだんとメイクも面倒くさくなり、チークをやめたりアイラインをやめたり。ファンデーションも苦手だったので、下地と粉だけにしたりした。

 

女の子はメイクで更に綺麗になる。綺麗になることを楽しんでいる。でも私は楽しめない。そんな自分を正当化できる何かが欲しかった。メイクをしなくてもいい、と思える何かが欲しかった。そんな時、だらだらとネットサーフィンをしている時に見つけた言葉があった。

 

「肌断食」

 

肌に何も塗らないことで負担を減らし、肌がもともと持っているバリア機能を高めるという美容法。何も塗らないと言ってもそこは人それぞれで、スキンケアの工程を1つ減らしてみるとか、休みの日だけ何も塗らないプチ断食など、やり方は様々だ。要はスキンケア・メイク用品を減らしていき、肌の負担を少なくすることで、肌本来の力を引き出すという考えだ。調べてみると、肌断食中でもメイクをしている人もいた。その場合は、お湯や石鹸で落ちるような肌の負担の少ないメイク用品を選ぶことが大事らしい。このお湯・石鹸落ちメイクを試してみようと思った。

 

メイクが好きではないくせに、なぜお湯・石鹸落ちメイクを試すのか。当時の私は、メイクをしたくないと思いつつも、やらなければいけないものという感覚が抜けきっていなかった。また、同級生が可愛い子ばかりだったので、私もきちんとしないとという気持ちもあった。なぜだかすっぴんでは出歩いていけないものだと思っていた。すっぴんに近いメイクをしているくせに。

 

色々コスメについて調べるのは好きだった。種類が多くて追いついていけない時もあったけれど、口コミやホームページの写真を見て、素敵だなと思うオーガニックコスメをいくつか買った。コスメを見ている分には楽しい。だが、実際に使うと上手くいかない。お湯落ちと書いてあっても綺麗に落とせなかったり、薄付きすぎてすっぴんとなんら変わらなかったり。

 

だんだんと面倒くさくなってきた矢先、コロナがやってきた。マスクをつけることが当たり前になった。マスクをつけるということは、顔がほとんど隠れるということ。つまり、すっぴんでも問題ない生活を送れるようになった。

 

この生活が、ものすごく楽だった。顔に何も塗らなくていい状態が、幸せだった。コロナで生活様式が変わり、価値観が変わった人も多いと聞いた。今まで当たり前だったものを、一歩引いて見れるようになった時間だったのではないかと思う。それは仕事のことであったり、人間関係であったり。人によって様々だと思うが、私にとってはメイクに関してだった。

 

今まではメイクしないと、皆みたいにきちんとしないとという焦る気持ちと、メイクしたくないという素直な気持ちの折衷案として、お湯・石鹸落ちメイクを模索していた。しかし、すっぴんでいることの快適さを知ってしまった今、もう戻れなくなった。所詮、メイクしていようがしていまいが、誰も私の顔なんて見ていないし、見られたところで素顔でいることの何が悪いんだろう。秘儀、開き直りである。

 

もちろん、社会人たるものTPOに合わせた振る舞いが大事と言う人もいるだろう。メイクしないで外を歩くなんて信じられない、という人もいるかもしれない。だがそういった声を無視して、自分の素直な気持ちに従った結果、ものすごく楽になった。今までの悩んでいた時間が嘘のようだ。

 

大学を卒業して働き始めた今も、メイクはほとんどしない。眉毛だけ書いて、たまに色付き日焼け止めを塗るくらい。職場ではまだマスクを着用しているため、日焼け止めも本当に気の向いた時しか塗っていない。マスクを外す時がきたら、メイクをするかどうか考えたことがあった。もしかしたらリップくらいは塗るかもだけれど、肌には塗らないだろうなぁと思う。

 

男性もメイクをする昨今、多くの人には理解されない考えだと思うし、それでいいと思っている。周りからどう思われるかより、自分が心地よい道を模索したい。と、そんな綺麗ごとを言いつつやはり矛盾ある人間なので、たまにメイクしなきゃかなと感じてコスメを探す時もある。だが結局探すだけで、買わないことのほうが多い。

 

そのうち何かに触発されて、メイクが大好きになるかもしれない。それはそれでいいんじゃないかと思う。

ただ今は、自分の素直な気持ちを大事に日々を過ごしたい。

結局すっぴんが好きという話。